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★HITACHI DPK-310　　昭和の音楽事情に大きく貢献した中に「モジュラーステレオ」の存在を忘れてはならないほど、国民的な「音楽ライフ」と「オーディオ」の関わりがありました。　それには、一律統一と言うひとくくりで「音楽」と「オーディオ」を総称してのものではなく、個々それぞれに抱える生活レベルがそれらを支配し支えるものとしてた事は間違いないでしょう。　この頃の「音楽」は多くの市民的なレベルでその嗜む生活の中に置かれる価値観が広がり、それと共に「オーディオ」も必然的に求められた流れがあります。「モジュラーステレオ」。　このタイプと言えば、比較的「音楽」を家に嗜む中で家族が気軽にかつ簡単にレコードやラジオを聴いて行くものが求められいての対象があって、「せっかく聴くのであればいい音で聴きたい」が、このモジュラーステレオの大きな役目を担ったと感じます。　お金をかけないで楽しむ程度であれば、これ以下の種の「簡易ステレオの電蓄」があり、これ以上のもっといい音となれば、いよいよ「オーディオ」と言う類の世界の物に入って行く形がありました。　比較的「モジュラーステレオ」は、オーディオに関心が在ると言うよりは、「家にステレオ」感がこの存在理由にあるものです。　この日立のモジュラーステレオは、この時代の同時期での各社色々と記憶の中に在る中で、造りは非常にしっかりとつくられており、他社のそれらと比べてもなかなかの重量感と見た目の良さが伝わってきます。　　他社のものもいい物が並ぶ中でも誰しもが関心を寄せる家電コーナーの中でも人気種になる姿があります。　おそらく日立と言う「企業イメージ」のままの商品づくりで他との同一観と言うよりは、単独での形で提供するメーカーの色合いがあるのでしょうか。　家において音楽を嗜むに置かれる一つの「家具」の一員の様子を醸し出しつつ、オーディオとしての香りをふんだんに乗せてこの時代の「豊かさ」に在る事のよろこびを与る役目を担った事でしょう。　レシーバー部分を見てもモジュラーには見えないほどのしっかりとオーディオ観を見せ、レコードプレーヤーにおいても単独のプレーヤーと変わらない重量感で安定しています。　キャビネットにおいても家具の一員になれます。【商品】　　動作品でお使いできます。　　60Hz　仕様です。・