Old Bergman -King of flog-その昔、オーストリアのウィーンでは、数多くのブロンズ会社が競い合うようにして、ミニチュアの動物や擬人化した作品をデザインして製造していました。鋳型から取り出した後に研磨して、腐食させたり、コールドペイントで着色したり。その精巧さや完成度の高さから、世界中の富豪がコレクションしていました。当時からあるBergman社のオリジナルの、かえるの王様です。これはグリム童話がデザインの起源です。ウィーンの専門のアンティークショップで、店頭に出されていないオーナーのコレクションをお願いして譲ってもらいました。おそらく、このオリジナルは世界で探しても、手に入れるのは難しいと思います。現在も、このデザインは人気があり、当時のものとは精巧さや美術性は劣りますが、製造されています。Walter Bosseに興味を持ち始めて、WHWのハゲナウアーデザインのエンジェル(別で出品中)やBaller社(Bosseがデザインを提供)の作品を知り、同国のブロンズ歴史の流れを調べていくうちに知り得た作品です。贅沢ですが、自分のご褒美やラッキーチャームとして、いかがでしょうか。※顎の裏のペイントが一部剥がれています。