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バブルボケで有名な Meyer Optik Trioplan（トリオプラン） 100mm F2.8ですが、人気で高騰してしまいましたので、一寸手が届かなくなりました。メイヤー社の看板レンズであるトリオプランは、色々な焦点距離のレンズを発売していましたので、バルダの中判のカメラに搭載されている 75mm F2.9で、M42-Nexマウントのレンズを製作しました。このレンズの最大の特徴は、ボケの大きさをコントロールすることが出来ます。ユニバーサルヘリアーをヒントに製作したレンズです。前玉回転式の三枚玉のトリプレットレンズは、前玉の回転によってピントを合わせます。通常は無限大で、解像度が最大になるように設計されています。前玉を繰り出すことによって、収差が大きくなり解像度が下がりますが、それに比例してボケの大きさも変化します。通常の撮影は、ヘリコイドアダプターでピントを合焦させます。背景のボケ量をコントロールしたい時は、前玉を繰り出すことによって、背景のボケの大きさが変化します。中判カメラに搭載されていたレンズなので、イメージサークルが大きいので、画面周辺部でもバブルが崩れません。M42-Nex ヘリコイドマウントアダプターを基準に製作しましたので、ヘリコイドを回すだけで無限大から50cm、レンズのヘリコイドを回すと20cmまで近接撮影ができます。（多少オーバーインフです。）Ｍ42マウントレンズですので、キャノン、フジ、オリンパス、ルミックス、などのカメラでもM42マウントアダプターを介して、撮影する事が出来ます。（掲載のカメラは含まれません。リアキャップが付属します。)綺麗カメラからレンズを取り出して製作しましたので、スレキズカビ無く、ホコリも殆ど無く良い状態だと思います。シャッターが生きていますので、Tにしてシャッター切って、絞り羽根を空けてお使いください。バブルボケがお好きな方如何でしょうか？ 人気の100mmには無いボケコントロール、75mmの焦点距離は、ポートレート撮影用には打って付けの焦点距離です。「柔らかさと繊細さ」を持ち合わせたレンズ、綺麗な女性を尚、魅力的に撮影出来るレンズではないかと思います。ご検討の程、よろしくお願いします。