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今回ご紹介しますのは、王道のボート型のジプシーリングになります。この特別なリングは普段、私が凄く気に入って使っているリングです。バランスもよく、光に当てるととてもきれいに反応し、ゴールドの色を驚くほど引き立てます。オーラを放つリングの1つです。今回ダイヤモンドリングの問い合わせも多く頂きましたので気に入って頂ける方にお譲りしたいと思います。非常に状態がよく、歪みや傷の少ないリングです。当時のデザインの良さを感じながら、これからも末永く楽しんで頂けるダイヤモンドリングとなります。重量もありますので間違いなくご満足頂けるはずです。ヴィクトリア期のイギリスアンティークジュエリーの奥深さをお楽しみください。男性、女性問わず使って頂けます。サイズ約10.5〜11号素材18金　イエローゴールドストーン　ダイヤモンド重さ約2.4gバーミンガム製製造元SU製造年1903年今回、このリングに合う写真2枚目のリングケースをお付け致します。〜ジプシーリング〜19世紀の終わり頃、上級貴族の間で流行し始めたリングで、宝石を指輪に埋め込んで使うスタイルの指輪のことです。諸説あるのですが、当時上級貴族が宝石を小さく見せるために（財産を隠すため、泥棒から守るため）わざと幅広の指輪に埋め込んで使っていたと言う説もあります。〜ダイヤモンド〜宝石の王様」と呼ばれるダイヤモンド。その存在感は唯一無二であり、その美しい輝きが世界中の人から愛されています。伝統を重んじるイギリスでは、国宝級の宝石や、思い入れのある大切な装飾品などを子供に受け継いでいく風習もありますが、イギリス王室も例外ではありません。煌びやかな装飾が象徴的なイギリス王室の王冠やティアラには、ダイヤモンドがふんだんに使われています。例を挙げると、エリザベス女王の王冠には、シーク帝国のデューリープ・シンから1850年にビクトリア女王に贈られた、コイヌールダイヤモンドと呼ばれる大きく煌びやかなダイヤモンドがついています。ただの装飾品として宝石を扱っている訳ではなく、大切な人に受け継ぐことで、王室としての責任感や思いを伝えたい、という意味が含まれているのでしょう。