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加賀友禅の巨匠　【毎田仁郎】犀川と浅野川の良水に育まれて三百余年の伝統の技に磨かれた幻彩の加賀友禅。となみ帯『毎田仁郎』は、藍・臙脂・黄土・緑・墨の加賀五彩に染め分けて、ぼかし・虫食いの秘法を操りながら、草花の心を描く加賀友禅の重鎮『毎田仁郎』の神髄が、錦繍にきらめく幻の名品です。　　　　　　となみ帯美しい友禅作品の数々を製作された、本加賀友禅の巨匠【毎田仁郎】さん。その作品には、繊細な糸目糊置きと、基本的な色「加賀五彩」に忠実な色挿しや、美しい「先ぼかし」にその特徴を見ることができます。毎田仁郎（まいだ　じんろう）さんは、１９０６（明治４１）年の金沢に生まれ、本加賀友禅の人間国宝『木村雨山』さんに師事し、華やかな加賀友禅の技術を身に付けました。加賀技術保存協会が出来て、本加賀友禅ならではの落款登録を始めた草創期の昭和５０年代初めに認定された、６人の加賀伝統工芸士の中でも代表的なお一人です。日本の友禅の中でも特に美しい自然を描写し、独自の発展を遂げてきた加賀友禅。晴れやかな装いに相応しい上品に煌めく帯地には、まるで手を伸ばせば触れられそうなほど写実的に織り描かれています。魅了されるほどに晴れやかなお色柄。思わず時が経つのも忘れていつまでも眺めていたくほどに艶やかな一品です。こちらの作品を黒留袖や色留袖・訪問着に合わせて頂きますと、華やかで上品なフォーマルを叶え、また色無地や江戸小紋とのコーディネートでは、こちらのお品が引き立ち主役となるような晴れやかな帯姿を演出して。合わせるお着物や小物を選ぶことなく、誰からも好まれる華やかな帯ですので、多くのシーンにて美しい帯姿をお楽しみ頂けることでしょう。ご結婚式やご結納等のお慶びのシーンから、卒業式や入学式・お宮参りのお付き添い、またお茶会やオシャレなお出掛けに至るまで…。ぜひこの機会に、本加賀友禅ならではの艶やかなお色柄を身に纏って頂き、お出掛けされる先々で上品な華やぎを添えて下さい。　　　　　　　　　　～鎌倉ふわり～【寸法】長さ　４３３ｃｍ　　　幅　３１ｃｍ【素材・状態】正絹数回お締めになられた程度の、大変きれいなお品です。